◇5月

 

「主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。一方、弟子たちは出かけて行って、至るところで宣教した。主は彼らと共に働き、彼らの語る言葉が真実であることを、それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった」(マルコによる福音書第16章19、20節)。

 

キリスト教会は来る5月25日木曜日に今年の昇天日を迎えます。これは、聖書の神の子、イエス・キリストが、十字架に死なれ、三日目にその死から復活し、そしてその四十日後に神の許、天に帰られたことの記念日です。

さてキリストは、神からのわたしたちへの贈り物だ、と言われることがあります。神がわたしたちにご自分のみ子を救い主としてくださったことなど、驚くほど素晴らしいことでしょう。キリストは、わたしたちが信じようと信じまいと、救い主です。その上、そんな救いを知って、つまり、キリストに籠められたわたしたちへの神の愛を知ってキリストを信じるなら、わたしたちは罪から救われます。本当に素晴らしいことが起こります。神が愛を籠めてお与えくださった救いをわたしたちが大事にいただく時、わたしたちは救われる。それで、その救いについて、救い主について、彼が今天におられることについても、知っていたいのです。彼は「天に上げられ、神の右の座に着かれた。」

復活のキリストは、彼の最初の弟子たちが見ている前で、わたしたちのこの世界から神がおられるところ、天に移されました。しかし、天に昇られたままなのかと言うと、彼は、この世界の救いを完成するために、もう一度来られるのです。このことも堅く約束してくださいました。その時まで神の右におられるのは、わたしたち皆のためにそこにいて、いつも神に、わたしたちについて執り成してくださっているからです。

しかしキリストが、いつも、最後まで、特に地上の教会と共にいると約束してくださったことについては、どうなるのでしょうか。周りを見回してみても、キリストは今、地上のどこにもおられません。けれども彼は、真の神であり、真の人でもあられます。だから、今はもう目には見えないけれど、神が目には見えなくても本当におられるのと同じように、キリストも、神のお力で、わたしたちから決して離れず、共におられるのです。目には見えない人間だなどということがあるか。それとも、人間であるキリストと神であるキリストは別々のことなのか。これは実に難しいことだけれど、わたしたちにははっきりと分からないそんなことでも、神とキリストにはお出来になるのです。わたしたちを愛し救うために必要なことなら、出来ないことなど何もないからです。

キリストは天に昇られました。そして、父なる神の右におられます。それも、わたしたちのため、わたしたちの救いのために、そうしてくださいました。そのキリストを救い主と信じる人は、彼らも、キリストのように生きて、キリストのように死んで、キリストのように復活させられ、キリストのように神の懐に飛び込んでいけるのです。彼をこころから信じる人たちが、今、どこを見て、何を目標に生きていたらよいのか、よく分かるでしょう。教会とそのクリスチャンなら、今もう天のキリストに向かって生きられる。天を目指し、天と繋がりのある、天に関わる生き方を、子どもも大人もするのです。こんなに素晴らしい生き方、そう、本当の生き方があるのです。

In Christ

 

  聖句は『聖書』新共同訳より                                   戻 る

 輪島教会は、日本最大の福音主義教会(プロテスタント教会)である日本基督教団を、約1700の教会と共に形成する教会です。

 統一教会(原理運動)、モルモン教、エホバの証人、街角に黒い看板を張り付ける団体などとは一切関係がありません。